2016年2月29日月曜日

2016-02-29シャープの「後出しジャンケン」

シャープの「後出しジャンケン」は、誰に有利で誰に不利だったのか?

シャープは鴻海との契約成立とクロスして偶発債務をねじ込めると思ったのか?
もしそうなら、「アホもいいところの恥さらし」だ。

しかし、そうでないとしたら誰かがリークさせたのか?

1.鴻海だとしたら、
いくらでも有利な条件を言っておいて、なびいて戻れなくなったところで責める作戦。
偶発債務なんて買収劇ではよくある事で、鴻海だってある程度想定していただろう。
シャープ側から契約前迄に産業革新機構と同じ情報が鴻海に示されていたなら、
今回の偶発債務を、シャープ側が契約前に開示していなかったとしても罪はないはず。
それを鴻海の息のかかったシャープ内部員からリークさせて、逆ネジかました形。

ただ、シャープを倒産させずに買収額を下げたところで、
買った後に立ち直らせるために必要な額は同じだろうから、
鴻海は、年度末をリミットに負債者との関係を整理して、
倒産時(負債を白紙にした時)の価格から少し上の価格を提示するんだろう。


2.産業革新機構だとしたら、
負債額が、シャープがあらわに開示してる以上に、外資が買収したらこんなにあるんだよと、
本当に教えてあげて、買収をあきらめさせる。(そんなこと知らんわけないやろ^_^;)
年度末を迎えて倒産しても、その後で国内でなんとかすれば、技術流出は防げる。


ここまで考えると、素人の私でも1.と思うけど、
もしかして最初に書いた「アホもいい所の恥さらし」だったのかもしれない(-ω-)

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