2015年5月20日水曜日

2015-05-17大阪都構想は住民投票で否決された

大阪府と大阪市の二重行政の無駄を省き、新しい大阪を創り出そうとした画期的な活動が否決された。
投票率は比較的高く、賛否も拮抗していた。あと一歩、なぜ新しい未来へ踏み出せなかったのだろうか?

反対する政治家の意見は、保身的で対立する提案があったわけではない。
対立する2つの提案を選択する投票ではなかった。
現状のままか、新たに踏み出すかを選択する投票だった。

そして全体で見れば大阪市は現状維持を選んだ。

世代別で見ると、若年層60代?までは賛成で、70代以上が反対だったらしい。
何じゃそれ?っていう思いだが、この数字は選挙当日の出口調査のもので、
実際には期日前投票で組織票が大きく関与したらしい。

選挙前には、電話アンケートで、「賛成の方は投票しなくていいですよ」なんて活動もあったそうな。
既得組織はあらゆる手段を取るよねぇ、恥ずかしくないのかなぁ。
お金儲けで政治家やっちゃいかんよ。
まさか、沖縄の知事や似非デモ市民のように中国から支援されてるんじゃなかろかと不審に思うほどだ。


今回の結果から言えることは、
政治の世界では、どんなに素晴らしい提案でも、それを既得権者が納得了承することがなければ、
新たなルールには移行しない。と言うことなんかなぁ~。

貪欲なジジイ・ババアが健在ってことだ。
これから既得権譲り受ける人たちもなくならないだろうから、
根本的な行政改革は10年単位でしばらくは厳しくなっただろうね。

提案の素晴らしさをアピールするだけでなく、
既得権者にNOと言わせない、見方につける工夫が必要ってことかな。


橋下さんは政治家を辞めると言っているけど、生来の政治家ならこんなことで辞めはしないだろう。
生来政治家でない人が政治を一生懸命やったら、こんな結果で終わりました。ってことだ。
この後どうなるのかはわからないけれど。
橋下さんは政治家としての力量を最大限に発揮されたのだ。誠心誠意努力されたことに敬意を表します。

残る政治家さんは、今回の投票結果で半数の方は都構想に賛成していた
特に若い世代は賛成していたことを真摯に受けとめ、
橋下さんがいなくなったからといって現状維持でいいんだとあぐらをかくことなく、
市政に努めてほしい。